棗家の生い立ち的なショートストーリー書いてみました。
文才がないので、かなり適当ですが…(汗
よろしければご覧ください((。´・ω・)。´_ _))ペコ
『第一話』デモニカの襲撃。
「爆炎よ!」
女魔術師の頭上に魔法陣が浮かび上がると共に、炎の玉が飛び出した。
「この世界は俺達で守ってみせる!はあぁぁっ!」
大きな剣を携えた青年は[デモニカ]と呼ばれる強大な敵に攻撃を仕掛ける。
他の討伐隊もそれにならい、魔法や武器で攻撃を仕掛けるが…
「グガァァァァ!」
巨大な翼を持った[デモニカ]が突然、討伐隊に向けて光線を放った。
「あなたっ!第二部隊が!」
[デモニカ]の光線によってあっけなく全滅した第二部隊。
「これ程までに強く、きりがないとは…第三、第四部隊!突撃だ!」
大きな剣を持った青年は、どうやら部隊の指揮官のようだ。
隣にいる女魔術師はその青年の嫁だろうか。
とても心配そうな顔で青年を見ている。
「澪(レイ)、部隊に武器強化の魔法を頼む。余裕があれば防御面でも補助してやってくれ…」
「わかったわ…檜(カイ)…」
そう言うと澪と呼ばれた女魔術師は魔術書とペンを持ち、呪文を書き出した。
この世界では魔術書に呪文を書く事で魔法の発動が可能となるようだ。
「炎の精霊よ!皆に力を!」
第三、第四部隊のいるあたり一帯が光りだす。
同時に部隊の士気が上昇していく。
そして澪は次の呪文を書き出す…その一瞬だった。
「澪っ!危ない!」
「えっ…?」
体は小さいが[デモニカ]の一匹が背後から澪を襲った。
鋭い爪で澪の背中を切り裂き、足に噛み付いた。
「キャアァァァッ!」
「澪っ!」
すぐさま檜は澪にかけよる。
足に噛み付いた[デモニカ]を剣で振り払って、一太刀。
澪の背中からは大量の血が…
「檜、私は大丈夫だから…部隊の指揮官としての役目を果たして…」
「澪…すまない…」
檜はすっくと立ち上がり「第三、第四部隊!全力で攻撃しろっ!」とすぐさま指示。
士気の上昇している部隊は全力で[デモニカ]へと攻撃を開始した…
つづく。
[3回]
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